V 福井県養護学校教育研究会(分科会)報告
8月1日(月)に、平成23年度福井県養護学校教育研究会の分科会を行った。今年度は寄
宿舎の実践報告を基に、質疑応答・意見交換・指導助言が行われた。

(1)分科会の内容について


@ 寄宿舎のシステム改革について、行事の取り組みの変更
・指導員の役割分担の変更・児童生徒のグループ分けの変更の3つの視点から報告を行った。さらに、これらの改革による舎生の変化・保護者の意識の変化・指導員の意識および舎生に対する関わり方の変化について、アンケート結果をもとに報告した。
A 昨年度の舎生(高等部)についての事例報告を行った。本人の思いをじっくり聴き、その思いを、指導員の目標と照らし合わせながら本人の目標として意識させ、実践していったことで、卒業後も、自分自身で自己管理をし、社会生活を送っている事例について報告した。その後、参加者との質疑応答・意見交換を行った。
B また、寄宿舎での、社会自立を目指した“自立部屋”の取り組みについて、他校との意見交換を行った。
C 後半は、助言者の進行により話し合いが進められ、本校の取り組みにおける大切な視点について、整理がなされた。


(2)寄宿舎の取り組みの紹介


当日は、寄宿舎の取り組みについて、ポスターにまとめた物や児童生徒が使用しているポートフォリオ、写真等により紹介した。また、参加者に、寄宿舎内を自由見学してもらう時間も設けた。







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